早期の対応が重要になります。
一度虫歯になってしまった歯は、放っておいても治りません。
また、詰め物の中で虫歯が知らず知らずのうちに進行している場合もあります。
できるだけ早い段階で虫歯の治療をすれば、歯そのものを失わないことに繋がります。
少しでも違和感を感じたら、歯科医の診療を受けることをお勧めいたします。
歯茎の腫れから進行します。
歯周病は、歯茎の腫れ(歯肉炎)から始まり、進行すると歯の周りの骨が溶け出してしまう(歯周炎)病気です。
歯周病が原因で、健康な歯が抜けおちてしまうこともあります。
35~44歳の成人の80%以上が、歯周病にかかっていると言われています。
歯ぐきが少し腫れているなと感じたら、放置せずに必ず歯科医師にご相談ください。
歯の根の治療です。
象牙質の虫歯がさらに進行し歯髄にまで達した場合、虫歯菌が感染した歯髄を取り除き、
歯の内部に侵入した細菌をきれいに除菌しなくてはならなくなります。
これを根管治療と呼びます。
感染した箇所を物理的に除去し、薬を詰めて再度菌が発生しないかを確認します。
菌が発生しなくなるまでこの作業を繰り返し、除菌が完了したら土台とかぶせものを付けて治療完了となります。
根管治療を始める前に、まず虫歯が出来てしまった部位を削ります。
菌が感染してしまった歯髄を除去します。これを抜髄と言います。
歯の内部の感染部位を少しずつ丹念に削り病巣を物理的に除去していきます。
歯根の奥に薬剤をつめます。
この状態で少し時間をおいても膿が発生しなければ、歯の根の清掃が完了です。
歯の内部の清掃が完了したら、歯の強度を増すために土台(図の灰色の部分)をつけます。
土台の上に天然歯と似た形をした歯のかぶせものをして治療完了となります。
当院では、患者さまに定期歯科健診を呼び掛けるはがきやメールを3~6カ月に1度、お出ししています。
定期健診を受診している患者さまは、たとえ虫歯になったとしても短期間の治療で終了できます。
当院では衛生士による歯のクリーニングやブラッシング指導を行っております。
歯を失ってしまった際の治療法には、ブリッジ、インプラント、入れ歯があります。
歯を失ってしまった場所に、インプラント(人口の歯根)を埋入します。
埋入したインプラントにアバットメントと呼ばれる土台を付け、さらにその上に、審美的に優れた材料の白い義歯をつけて完成となります。
ブリッジと異なり、両脇の歯を削らないで済むうえ、自然な噛み心地で食事ができるのが特長です。
当院ではインプラント以外にも、歯を失ってしまった方には様々な方法で治療を行います。
ブリッジとは失ってしまった歯の両側を土台として、橋渡しをするように新しい歯を入れる治療法です。
「子供の歯はどうせ抜けるから虫歯になっても大丈夫」
ということはありません。
乳歯が、大人になってからの歯並び、
発音、顎の発達に大きく影響することがわかっています。
フッ素塗布をすることにより、お子さんの虫歯を予防することができます。
ご家族で、定期的に歯科医院でお口の健診を受けることをお勧めいたします。